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野球界で残念なニュースが相次いでいる

■桐蔭学園で2年生部員がスマホで盗撮の疑い

 5月に入り、残念なニュースが相次いでいる。春夏通算12度の甲子園出場を果たし、1971年夏には全国制覇も果たしている桐蔭学園(神奈川)硬式野球部に所属する2年生部員が4日、校内にスマートフォンを設置し、女子生徒の着替えを盗撮した疑いがあることが発覚。着替えをしていた女子生徒がスマホに気づき、確認すると、着替えの様子が動画で撮影されていたという。神奈川県警が県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の容疑で調べている。

■元オリックス投手・伊原正樹容疑者は高齢女性のトートバックをひったくる

 7日には、高齢女性からバッグをひったくったとして、伊原正樹容疑者が逮捕された。伊原容疑者は3月、阪神西宮駅前の路上を歩いていた女性に近づき、現金1万7000円などが入ったトートバックを奪った疑い。防犯カメラの映像などから特定されたという。

 伊原容疑者は岡山県共生高から関西国際大を経て、2008年ドラフト2位でオリックスに入団。1軍では通算12試合に出場して0勝6敗に終わり、2014年限りで現役を引退していた。

■元巨人ドラ1の松本竜也容疑者は腕時計2点を盗み、リサイクルショップで売却

 元プロの不祥事はまだ続く。8日には、清掃業務に訪れた部屋から腕時計を盗んだとして、清掃業の松本竜也容疑者が逮捕。松本容疑者は3月、香川・高松市に住む男性の住宅で腕時計2点(時価33万円相当)を盗み、リサイクルショップで売ったという。香川県警は、余罪の可能性もあるとして捜査を続けている。

 松本容疑者は、英明高(香川)時代から大型左腕として騒がれ、2011年ドラフト1位で巨人に入団。しかし、1軍公式戦の登板がないまま、2015年、野球賭博に関与していたことが判明。日本野球機構(NPB)から無期限失格処分として公示され、巨人からも契約を解除されていた。

 大型練習も終わり、夏へ向けて本格的な野球シーズンが到来する。水を差すようなニュースが続かないことを切に願うばかりだ。

 

 

 

 

 

 

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